テーブルコーディネート第3回

テーブルコーディネート第3回
イズニク手のテーブル

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 イズニク手のテーブル写真
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私が本当に大好きで、若い人たちに聞いても「これが一番いいわ」という、イズニクのカップ&ソーサで、ちょっとトルコ風にエスニック風にテーブルをつくりました。

カップ&ソーサでございますけれども、実は、陶磁器の原点のようなやき物でございます。トルコの模様を源右衛門風に移し替えたもので、洋食器にはなく和食器にもない、非常におもしろい、そして楽しくなる絵付けがしてございます。

このイズニク手の朱の部分、つまり赤濃がトルコの絵付けの中では大事な色でございます。それからコバルトの色はトルコのブルーモスクですとか、タイルなどに数多く使われている色でございます。これが染付けや赤濃の原点の色でございます。

それを元に、源右衛門窯の新しい感性で作り上げましたのが、イズニク手の器でございまして、意外に若い方、二十代から三十代初めの方達に人気があります。「こんなにすごいのどうするのかしら」と思いがちですが食卓にのせてみると、ストンと落ち着きます。

洋食器にも和食器にも合う応用範囲の広いイズニク手の器を、普段使わない時は飾ってください。絵皿立てに、三つくらい飾るといいインテリアになります。良い器はしまい込まないで、飾って見て頂きたい、とくに源右衛門窯の器はそうしていただきたいと思います。こういう派手な器でも、使って楽しむ、見て楽しむ、持って楽しむ、これが器三昧の楽しさではないかと思います。

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