古代中国で始まり、十二支それぞれに動物をあてて表現する干支(十干・十二支)をテーマとした「赤絵寅 置物」です。
令和四年(2022年)は干支の「壬寅(みずのえとら)」、十二支では寅の年にあたります。
江戸時代中期にピークを迎えた輸出伊万里のなかには、精巧で工芸性の高い動物や鳥、人形などの置物が多く見られます。それらは遙か東洋の自然や風俗より具体的にイメージさせるインテリアとして、ヨーロッパの人々にもてはやされました。 令和四年の干支である虎をモチーフにしたこの置物は、古伊万里の伝統を継承する源右衛門窯が当時から伝わる上絵(赤絵)技法を用いて制作したものです。
小品ながらも細部まで丹念に作り込まれた姿形、オリジナル性豊かな色彩で生き生きと絵付けされた赤絵寅の置物は、新年を迎える縁起の良いインテリアとしてお楽しみ頂けます。自家用として、また大切な方への新年の贈り物としても最適です。